RIOのヴォーカル、クルポンズのミケポン、職業的読書アドバイザー、羽生一家玉組の役者、基本的にうっちぃの子猫ちゃん、男子小学生の母、 などであるミケちゃん様の多重人格的日常。 支離滅裂&よろしくな~い日々を無理矢理綴る!
2010年2月6日土曜日
ヨレヨレ
なんだか眠くて眠くてたまりません。
今夜こそ散歩して東京タワーの写真を撮ろうと思っていたのだが、
晩御飯に湯豆腐を食べたら突然我慢できない眠気に襲われて
ふらふらと布団に倒れこみ寝てしまった。
不覚。
目が覚めたら愛犬コタポンが
あたしの脇の下に頭を突っ込んで眠っていた。
二時間ほど寝ていたようだ。
挙動不審のお母ちゃんでごめんね。
だってむちゃくちゃ眠かったんだもん・・・。
こんな時間じゃさすがに散歩は危なかろう。
仕方なく例の「二軍落ち文庫」を風呂場に連れ込む。
ラベンダーの精油と塩とオリーブオイルをひと垂らし。
汗をかきつつ読むのは、
筒井康隆「富豪刑事」昭和59年・新潮文庫
昔、学校の図書室で、どこかから寄贈されたらしい筒井を読みまくった時期がある。星新一とかはあの頃の図書室の定番だったが筒井が揃っていたのはラッキーだった。富豪刑事は未読だったので、ブックオフの二軍コーナーで見つけたときはうれしかったわ。
開くと、ラベンダーに負けじと古本のかび臭い匂いが立ち昇る。
がんばれラベンダー!
「じゃんじゃんドラマ化してください!」とばかりの軽薄さ。
カメラ割りに配慮したかのような構成。
楽しんで書いている感じがひしひしと伝わる。
なによりこの人のスピード感が好き。
「如菩薩団」は、かつて朗読でやったことがある。
これは上品な奥様たちの強盗殺人犯罪のお話で、殺戮シーンがあまりにもエグイのでいっぱいカットされてしまい残念だった。
写真の通り、一度風呂場に連れ込まれた文庫はヨレヨレになってしまう。
夏はプールサイドで読んでやはり遠慮なくヨレヨレにする。
読みかけのヨレヨレ二軍文庫はいつもかばんに入っていて、
電車で読むときはちょっと恥ずかしい。
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