2010年8月26日木曜日

雨上がり



あたしが育った熊本では普通だったいわゆるスコールのような激しい通り雨。
温暖化のお蔭様か、ここ東京でもたまに遭遇するようになった。

熊本の夏、天気予報をまったく無視して
稲光と生ぬるい風を合図に降り出す雨は、夕立と呼ぶには激しすぎるものだ。
一瞬で道路が川になりマンホールや側溝から水が溢れ
Tシャツとビーサンで雨に打たれながらゲラゲラ笑っていた小学生の俺がそこにいたはずだ。

昨日まで出かけていた北軽井沢で降った雨も
「山の天気は変わり易い」のレベルを超えて突然で激しくて
そして嘘のようにあがった。

カラリと晴れた空と緑の原っぱ。
熱くなってしまった地球とわれわれがこれからどこへ行くのか
悲しいほど無力なバツイチ子持ちの俺には皆目解らないわけだが
目の前の、昨日の雨に洗われた景色はとりあえず美しい。

はい、ちーず。

2010年8月22日日曜日

おもいで

朝のコーヒーはマグカップで飲む。
これはコールマン製の古いランタン達がプリントされたマグカップだ。
これはこれで好きだけれど

長年使っていたものは昨日割れてしまった。

上京して暫く経って一番しんどかった頃
住んでいた参宮橋の雑貨屋で手に入れた。

白地に濃いブルーで
子供のらくがきみたいな動物のイラスト
それぞれの動物の下にやはり
幼い字体の英語で名前が書きなぐってあった。
キリンとかライオンとか動物園のいきもの達。

雨の日も晴れた日もどこに住み何を売り飛ばしても
これは残っていて

これでコーヒーを飲んで生きてきた。

特に気に入って買ったわけでも愛着があったわけでもない。
動物が何種類いたかも答えられないくらいだ。
劇団事務所で使っていた時期
何年間も行方不明になり
ある日ひょっこり返却された。
翌日にはまた
何事もなかったように
あたしの朝に寄り添っていた動物マグカップ。

あたしが留守にしている間に割れて
すでにゴミに出されていた。

お別れがしたかった。

おもいでは個人的なものだ。
どんなに親しい人とも
この生々しさを共有することはできないから
あたしのこの怒りと残念さは
いつもの思い込みの激しさによる空回りに過ぎない。
わかっているけど

あまりにも悲しくて。

2010年8月19日木曜日

ヨガに行く

えいやあ!
と、掛け声をかけてヨガに行った。

ここ3日間、昼まで眠り、あとは薄暗い部屋で読書をして過ごしていた。
日が暮れかけると図書館へ行って本をチェンジし
夜はフラフラ飲みにゆく。
有難いことになんだかんだとお誘いがあり、飲みの席には事欠かない俺だ。
眠れないので深酒をし、なんら建設的なことが出来ぬまま
無駄使いしてはしご酒。
朝を迎え夜を迎える無為な日々・・・・

頭に蛆が湧く前に脱却せねば危険だ。

今朝は二日酔いもなく、なんとなく元気があったので
10時30分からのヨガに間に合うべく
勇気を出して夏の日差しの中に出てみる。

あぢい・・・・。

顔なじみのヨガの先生に励まされつつ、足の裏を揉み手のひらを揉み
すこしづつ身体を解す。
肋骨の骨折もあり、2ヶ月以上ぶりのヨガだよ~。
肩から背中、腰のあたりになんか溜まっていたドンヨリしたものを
呼吸と共に押し出していく。
一時間半かけてゆっくりと身体の外のどこだかに
このドンヨリを流してしまう・・・・というイメージでやると
楽になるから不思議。
痛みを取ってもらうなどの目的で
他人に身体を任せることがなぜだか出来ないので
マッサージの類には行ったことがない。
ヘアサロンのシャンプーがギリ許せるラインで
て○みんとか軽いのも駄目だ。

韓国あかすりなら目的が違う気がするので大丈夫かもしれないけど
ゴシゴシとご陽気で、威勢の良い感じがして。

ヨガで自力で汗かいて、血行が良くなり
久しぶりに野菜なども買出しして
冷蔵庫も気力もやや充実したかも。
明日から予定も詰まっているし
立ち直らなければならぬ・・・・・。

立つんだ、俺。

2010年8月15日日曜日

長所


こーして見ると不気味ですが
名犬うっちぃ君 作 アーモンドクッキーです。

サクサクで甘さも程よく、大変美味しいので
愛犬コタポンも大好きだ。

名犬は化学実験のように材料を計量し
丁寧に着実に段階を踏む。

あたしは「まっ、いっかぁー」と目分量に頼り
手順を端折る。

お菓子の場合、どっちが上手くできるか結果は火を見るよりあきらかだ。

あたしがが苦手なことをすべからく得意とする名犬。
CDをアルファベット順にきっちり並べるとか、大家と交渉するとか
偉いなぁ。
持ち寄りパーティーに名犬のお菓子を持っていくと
あたしの株まで上がって言うことなしです。

きっとあたしにもなにか取り柄はあるんだろうけど
怠惰だし酒飲みだしすぐ泣くしキレるし胸も無いけど

・・・・・・な、なにか取り柄が。

自分の長所って奴を具体的にしておかないと、自己紹介とかの時、不便だよね。
あ、パスタとか炒め物とか、スピードと決断力の必要な料理は俺様のほうが。

「長所はスピードと決断力です」

・・・・・・選挙演説っぽい。

2010年8月14日土曜日

神楽坂

昨日は仏滅で、そのうえ13日の金曜日だったらしい。

とくに忌まわしい出来事もなく、昨夜は神楽坂で飲んでいた。
もちろんジェィソンに襲われることも無い。
そそられる立ち飲み屋が点在する大きな通りから一歩奥へ入ると
一戸建ての小さな飲み屋がボンヤリ闇に浮かび上がる。

あそこでもここでも飲んだくれたかった。

しかし予算の関係&時間の関係で結局はいつものモンテローザ系居酒屋へ。
神楽坂へは飲みに行ったのではなく、以前の共演者の舞台を観に行った。
舞台が跳ねたのはもう9時を回っていたから、梯子もできない。

終電 どうしてアナタは終電なの 朝まで動いてろよ電車の馬鹿。

そんな我侭が通じるわけはなく、シンデレラのように家路を急いだが
またいつか明るいうちから始発まで、神楽坂で飲んだくれてみたい。

坂 といえば、俺が住んでいるあたりにも坂が多い。
「潮見坂」「蛇坂」「聖坂」「幽霊坂」
小さな坂道ひとつひとつに、素敵な名前がついていて
それぞれ由来があり、言い伝えが残っている。
『全力坂』って番組があった(今も?)けど、うちの前でもロケをやっていた。
綺麗なお姉ちゃんが一生懸命走っていたっけ・・・・・芸能界って大変だ。

今夜は「伊皿子坂」を下って、電池式デンジャラスクイーンの家に行く。
奴の家からは、東京湾大花火大会がバッチリ見えるのだ。

今夜こそ飲んだくれようと心に誓いつつ
これから差し入れのタイカレーの、仕込みに入ります。

2010年8月13日金曜日

バイオリズム

最近の投稿が暗いのは、たぶんコイツが犯人だ。
気分の波は、きっとみんな多かれ少なかれあると思うが
俺はそれがとても激しい。

春先にもっとも激しい落ち込みがあり、じょじょに元気になり
初夏と年末には超ハイテンションがやってくる。

長生きしてるからもうパターンはわかっていて
そろそろ来ると思ったら無理なことは引き受けないようにしている。
でも、衝動が押さえられないからポカミスも多い。
恥もかき迷惑もかける。
生きててスミマセンって感じだ。

真夏は全般落ち込みやすいというか少し病んだ感じになる。
ハイになったりドンヨリしたり忙しい時期だ
「真夏の恋」の歌詞を書いたときも今頃だったと思うけど
あの歌詞を今読むと、かなりおかしな人になっていたことがわかる。

こんなときは飲んで騒いで寝てしまうのが一番だぜ。

ヘタに感動的な映画とか見ると影響をモロに受けてしまうので
できるだけそーゆうのを遮断して感動しないように生きる。

感動しないで生きるって、やってみると難しいよ。

君も一回やってみそ。

2010年8月11日水曜日

しょうらいのゆめ


大工さんになりたいらしい。

プレーパークでは火も、のこぎりもとんかちも釘も、使い放題やり放題
連れていくと大工仕事ができるコーナーに直行する愛犬だ。
恐ろしいまでの集中力で廃材を集めて
鉛筆でちゃっちゃと印をつけ、ギコギコ切ってガンガン叩いてペンキを塗って…
瞬く間に小さい子供用ベンチの出来上がりだ。
かなり太い材木も、日頃のぶきっちょさが嘘のようなのこぎり捌きで
見る見る真っぷたつだぜ。

スゲー。

この集中力をお勉強に生かしてくれれば・・・・と母はついつい思うわけだが
それとこれは別の脳味噌らしい。

贅沢は敵だ。

燃え尽き症候群と思われる
今日の俺にとって何よりの妙薬は
この未来ある息子のひた向きな姿かもしれません。

泥んこパンツをゴシゴシ洗いながら、ちょっと幸せな気持ちになれたりする。

お前のお陰で 俺は生きて行けそうだよ。
スマン、いつもヘタレなお母ちゃんでさ・・・・・。

2010年8月10日火曜日

明日からのこと

台風が過ぎるように一連の忙しさが終わり
今日は一日眠っていた。

コタポンを送り出すのに一瞬立ち上がっただけで
飲まず食わずでこんこんと眠り続けていた。
こんな眠り方を時々しないと擦り切れる弱っちい俺だ。
どうにもこうにも喉が渇き、嫌々ながら起き上がると午後三時で
明るい窓をカーテンで締め切ったまま、ぼおーっとして冷蔵庫からビール。

明日から何をしたらいいのだろう。

自分が何者なのかを問い続ける人生に疲れ果てて
いろんなものを過去に捨ててきた。
今、過去の残骸のなかから光るものを拾い集めて何かが作れるとしても
それにどんな名前を付ければいいのか、あたしにはわからない。
忙しい日常は、まともでいるための処方箋だ。
あたしには「生活を楽しむ」という能力が欠けているからだ。

だからついついお酒を飲むのだと思う。

ほんとに明日から何をすればいいのだろうか・・・・。

タワー アゲイン

今日でPTAの夏行事がひと段落。
やっとこさ平和な日々が帰ってくるのね…。

夕方、コタポン君と二人、自転車に乗って今日も東京タワーへ行く。
疲れてるから家で休ませたかったが
今夜はどうしても行きたいと言うので。

中のゲーセンでエア・ホッケーをして、フードコートで晩御飯。

今回の学校間交流で仲良くなったA県の子をお見送りして、どうやら寂しくなったらしい。
いつまでもいつまでも手を振っていたもんね…

比較的あっさりした性格の君には珍しい事だった。

赤い鉄の塊なのに、昨日とは違う顔をしている
今日はやさしい感じ。抱きしめる感じ。


ヒマになったから、また来るよ。今度ははひとりで

真夜中の君に会いに。

2010年8月8日日曜日

夕暮れタワー

久々に東京タワーの下に立つ。
暮れかかった空とぼんやり光るタワーが良い感じだ。
東京は嫌いだったけど好きになれたのは東京タワーのおかげかもしれません。
四季折々、刻々と変わるタワーを見ていると、故郷に帰りたくなる。
この甘酸っぱい感じは、故郷を持っているものだけが味わうことができる特権だね、きっと。
明日もがんばろう。

2010年8月6日金曜日

熱唱


先日、愛犬をカラオケに連れて行ってやった。
俺はカラオケは付き合いでしか行くことはないが、愛犬はマイクを持ったら放さない男なのだ。
ゲゲゲの鬼太郎、となりのトトロ、ドラえもん
イナズマイレブン「勝って泣こうぜ」のラップの部分も完璧だ。
このようなお子様定番のアニソンはもとより
荒井ユーミン「やさしさにつつまれたなら」などもファルセットでこなす。
これは女子(5歳・年長さん・お友達の妹・将来を誓い合った仲)とそつなくデュエットね。
ウルフルズおよびトータス松本は、名犬うっちぃ君がいっぱい仕事をしているので
ほぼ全曲歌えるようだ。
「あんまり小唄」などのマニアックなナンバーをさりげなく選曲。
こいうのがカッコイイんだぜ、知ってる?この曲。みたいな顔で自慢げに歌うのがおかしい。
・・・・・鼻の穴がふくらんでいるぞ。
そして「ガッツだぜ」ももちろん歌う。

・・・・とにかく歌い続ける。
上手くはないが凄く入り込んで歌う。
この入り込みっぷりは、ヴォーカリストの端くれとして見習わなければならない、と思う。
人のマイクを奪ってまで歌う貪欲さもまた・・・・。
このエグさがあったら俺ももうちょっとギョーカイで頑張れたのだろうが(笑)。

写真は天才バカボンを熱唱する愛犬。
声は俺に似たボーイ・ソプラノです。

かわいいなぁ。

2010年8月4日水曜日

ちーたら

チーズ鱈ね。
チーズが鱈で板ばさみになってるかわいそうな奴だ。
ラムのオレンジ割りで今宵は一献。
ちーたらは、ワインにもビールにもコークハイにも合うから切らしたくないオツマミです。
柑橘やトマトなどのジュース割り系にも合うし日本酒にもいける。
便利で手もかからず悲しいことがあってもクヨクヨしないし腐りもせず座持ちが良い。
・・・・・・見習いたいです。
今夜の乾き物に迷っている君(どんだけ存在するかは知らないが)
いま、ちーたらがアツいよ。健気な柿の種とセットで買っちゃって下さいね。

知り合いの人に凄く真面目な人がいて、・・・真面目というか真剣に人生を生きている人がいて
俺はその人の発言や態度を見ていると息ができなくなる。
あの生き方を強要されたら、(無いとは思うが)確実に死ぬと思う。
「オオカミのおうさま」という絵本が好きでよく職場の読み聞かせに使っている。
一人でダラダラしているのが好きな駄目オオカミが、ひょんなことから王様に祭り上げられ
色々いい目にもあうけど困惑の果てに逃亡。元の駄目駄目生活に戻れてああ幸せ・・・という
駄目駄目派のあたし的にど真ん中な内容。
子どもに読後の感想を聞くと、王様になりたい子、ダラダラ駄目生活が気楽だという子が同じくらいの割合でいて、圧倒的に多いのはその中間、つまり王様の子分でいたい子どもだ。
ご時世です。
王様は人生を真面目に生きているから
くっついていけば自動的どこだかの約束の地に行けそうな気がするんだろう。
ありがたいお言葉も聴けるんだろう。

駄目でも一人でもいいから自分で切り拓けよ、と憤りを感じる俺。

誰かの子分なんて嫌だ。
裸の王様はもっと嫌だ。

見ていて息が詰まる人生からは、できるだけ距離を置きたいものだが
ちーたら的に板挟みな俺にはなかなか難しい芸当だ。
他人の思考がじわじわ侵食してくる感じ・・・・インターネットは恐い。

2010年8月3日火曜日

縄文土器

ケータイで投稿できるようになった!
これでますます旅が楽しくなるわい。

今日は愛犬コタポンの、夏休みの自由研究をやっつけるべく
かねて申し込んでおいた「縄文土器を作ろう!」っつーイベントへ行って参りました。
計画的だろ。
俺は素敵に計画的な母ちゃんだ。
参ったか!

多摩センター駅はあたしんちの最寄り駅から1時間半くらいかかるので
ちょっとした日帰り旅行だ。
朝8時に家をでて、9時半ギリギリ(というか微妙に遅刻して)に到着。
「埋蔵文化センター」の学芸員さんは皆さん大変におっとりしていて
遅刻した金髪テンガロンハットのあたしにもとっても優しくしてくれました。
家の近所だったら毎日入り浸りたいくらいだよ。
お手本の有り難い土器(レプリカ)を計測したりよく観察したりして
そっくりに作っていくプログラムなのだが、予想通りどんどん脱線して素敵(汗)な壷を作ってしまった愛犬だ。
拝み倒して縄目模様は付けていだだいたが、縄文土器を名乗って良いのか…微妙だ…。
図にのって埴輪三兄弟も制作。
俺もついでにカフェオレカップを縄文土器テイストでひねってみた。
…ただの陶芸体験かい…?

三時に終了。
乾燥させ後日またココに来て「縄文人の火おこし体験」をかねて土器を野焼きして仕上げるらしい。
次は遅刻しないぞと固く心に誓う金髪テンガロンハットの妖しい人である俺だ。

帰るついでに鉄道マニアである愛犬の希望で多摩モノレールに乗ったはいいが
終点まで行きまた始発駅である多摩センターに戻って来る。
車窓を眺めつつ親子で爆睡してしまったのだ。
腹ペコ&ヘトヘトで帰宅できたのは夜8時・・・・計画性のかけらも無いです。

テスト

ケータイから投稿に挑戦だ。
雑然の極みに達している部屋。
手前のは俺の中古のノート。
奥のMacは名犬の仕事用その1。
数えてみたらド狭い我が家にパソコンがなんと5台。
電磁波まみれ…。
がんばれ俺…。

ただいま

コタポンの学校と長年交流のあるA県の学校。
毎夏、PTAが主催して互いに子どもをホームステイさせているのだ。
今年は初めて引率で参加して、今しがた帰って来ました。
どこまでいっても田んぼ・・・・山に突き当たるまで田んぼが続くような所。
とてもとても楽しかった。

写真は六郷という地区の「ハタチヤ」という酒屋の脇の泉と、湧水で作られた「ニテコりんごサイダー」です。
あっさりしてて旨し。
プレーンもある。
六郷には有名な日本酒「春霞」など名だたる銘酒の蔵元があるんだよ。
六郷湧水群って言って、湧き水がいたるところに出ているから、歩いていても風が涼しい。
湧水は手がちぎれるほど冷たかった。
飲むと甘いし!酒飲みの聖地だね。

あと「美郷まんま」っていう牛筋丼とか、亀太郎というお店の「もなっきぃ」ってお菓子とか
いぶりがっこという沢庵の燻製とか、はたはたの味噌漬けとか
新鮮な野菜とかお米ももちろん美味しくて・・・・

3日で2キロ太った。

「もなっきぃ」はマイナーなお菓子らしく駅とかには売っていないから
六郷のお店まで行って、一行10名くらいで、お土産として200個くらい買ってしまったと思う。
沖縄のちんすこうが好きな人なら絶対はまる。
小さな御菓子屋さんだから、俺達の急襲を受けて、ややパニクっていた。
一日ぶんの商いを売り上げたらしいです・・・・お邪魔しました~。

3日で2キロ太りました。

今週末はA県の子が東京へやって来る。
見渡す限りコンクリートの東京は、どう見えるだろうか。